弾く人の心を写すピアノの音色。
その日、その時々に指から伝わる微妙な変化をキャッチし
表現されるその繊細な仕組みは、どうなっているのでしょう?
素材や設計、造りの違い、また、輸入、国産ピアノのメーカーのご紹介など
良いピアノの選び方にもつながる“ピアノ”という楽器について松田楽器ピアノギャラリーのスタッフがお届けします。
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秋が深まってきましたね
毎晩ヒーリングの曲を聴きながら眠りについている岸くんです(^^♪
さて、前回は『音の出るしくみ(構造)』についてのお話でした。
今回はその③【鍵盤のタッチ】についてお話したいと思います。
鍵盤のタッチはどう違うのでしょうか。
よくピアノはタッチが重く電子ピアノは軽いと言われます。
それはなぜでしょう
ピアノは鍵盤をゆっくり押すと、引っかかりを感じます。
これはピアノの中にアクションが入っているためで、鍵盤を押さえるとシーソーのように鍵盤の先が上(奥)が上がり、アクション機構を通じてハンマーが弦を打つしくみになっています。
なので、ある程度力を入れなければ音が出にくいのです。
力強く押さえれば大きい音が、逆に弱く押さえれば小さい音が出るということですね。
電子ピアノは鍵盤の先は複雑な電子回路になっており、アクションが入っていないため鍵盤を押さえるとストンと下まで落ち、軽く感じるのです。
最近では、よりピアノに近づけるため意図的に引っかかりを作っている電子ピアノも登場しています。
ただ、アクションが入っていないその物は、人工的にゴムを使って引っかかりを作っているため、長い間使用しているとゴムが消耗し、引っかかりを感じなくなっていきます。
電子ピアノで練習されているお子さんは「家では弾けるのに先生のところでは上手く弾けない」とよく嘆いておられます
テンポの速い曲ならなおさらです。
タッチが軽い電子は少しの指の力でも音が鳴るので簡単に弾けるのですが、重いタッチのピアノでは苦労します。
そのため、いつの間にかピアノ嫌いになってしまった‥っという話も小耳にはさみます
ならば、なるべく早い段階で本物のピアノに触れさせてあげたいと思いませんか?
松田楽器ピアノギャラリーではいろんなメーカーのピアノを展示しております。
是非一度足をお運びください(^^♪
次回は音、表現力の違いについてお話したいと思います
こんな情報知りたかった!と思ってくださった方!
今後のブログネタの参考にさせていただきますので、ぜひ「拍手する」していただけますと嬉しいです♪
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