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弾く人の心を写すピアノの音色。 その日、その時々に指から伝わる微妙な変化をキャッチし 表現されるその繊細な仕組みは、どうなっているのでしょう? 素材や設計、造りの違い、また、輸入、国産ピアノのメーカーのご紹介など 良いピアノの選び方にもつながる“ピアノ”という楽器について松田楽器ピアノギャラリーのスタッフがお届けします。
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窓やベランダを開けると心地よい風が入ってきますねemoji
ピアノもたまに蓋をあけて、空気を入れてあげると喜ぶかも‼emoji
こんにちはemoji岸くんです(^^♪

グランドとアップライトの違い④、今回は「アクションのお話をしましょうemoji

※アクションとは、今までのブログの中に何度か出て来ましたが、鍵盤を押さえて音を鳴らすために働くしくみのことです。

グランドピアノemoji
鍵盤を押した時の上下運動をハンマーの上下運動へ伝達します。
重力を利用して自然に速やかにハンマーが戻り、素早く次の打弦態勢に入ることができるのでエネルギーロスが少ないのです。
鍵盤が完全に戻る前に、レペティション機構(グランドにしか入っていない)のスプリングの働きによって、次の音を出せる状態に出来るので、1秒に15回の打弦が可能です。

アップライトピアノemoji
鍵盤の上下運動をハンマーの前後運動へ伝達します。
ハンマーが弦に対し垂直に打弦するため、バネを使用し強制的にハンマーを戻すためエネルギーロスが多いのです。
鍵盤が戻らないと次の打弦ができないため、1秒に7回の打弦が限度です。


曲のレベルが上がり、テクニックも要する曲になってくるとアクション構造の違いにより
次の音が出ないなど、ストレスになる場合があります。
また、グランドのようにアクションに伝わる力が自然だと、音色の表現力もさらにUPします。
自分の理想とする演奏ができるという意味では、アップライトではできることに限界があるということですね。

ピアノの中の構造を見る機会は、あまりないと思いますが、それぞれ音が出るまでの仕組みを見て知ると、楽しく、実際に演奏する時にも役立つかもしれません!

松田楽器ピアノギャラリー
では、ピアノをご説明させていただく際、ご来店のお客さまへ
パネルを外し、木の素材や中のアクションの説明もキチンとさせていただきます。

もっとピアノを知りたい!という方、是非当店でピアノの中を覗いて構造や素材など覗いてみませんか?emoji



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季節が変わり過ごしやすくなりました。
売場のピアノにとっても快適な湿度になってきました。
半年間お世話になった加湿器をお手入れしています、こんにちはemoji岸くんです(^^♪

グランドとアップライトの違い、今回は弦の長さ、響鳴板の面積,形状の違いを
お話しましょうemoji

ピアノの弦はピアノの蓋を開けると見えますが、一台につき約230~240本張られています。
 
グランドピアノemoji
ピアノが横型のため、弦の長さを長くとることができ、その長さに対応した
自然な設計で響鳴板を作成することができます。
また、響鳴板の形状が丸いため、音がバランスよく響き、豊かな音色になります。

アップライトピアノemoji
竪型の構造上、弦の長さをある程度までしか長くとることができません。
弦の傾斜角度を変えることによって長くとれるよう工夫されているピアノもありますが
やはり限界があります。
響鳴板の形状が四角いため、音の伝わり方もグランドに比べると弱くなります。

グランド、アップライト、それぞれ弦だけではなく、他の部分でも使っている素材により
音のボリューム感などとっても変わりますが、音の元となる部分ですので弦の長さを
気にされる方も多いのではないでしょうか。

詳しいお話は、是非お気軽に松田楽器ピアノギャラリーまで、足を運んでお尋ねくださいemoji
お待ちしておりますemoji

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一番過ごしやすい、アウトドアにはもってこいの季節ですね!
でも家でピアノを弾くのもよし! ピアノを弾くのも全身運動なんですからemoji
こんにちはemoji岸くんです(^^♪

今回はグランドとアップライトの違い、鍵盤の長さについてお話しましょうemoji

ピアノの鍵盤は、ケースを外さなければ見えませんが、実は一本長く
「鍵盤先端を押えると、反対側の端が上がる」いわゆるシーソーのような動きをします。

長さが違うとどうなのでしょう?

グランドピアノ emoji
アップライトより長く、支点が2:1の比率の位置にあり、鍵盤を押えると
2倍の力がアクションに伝わります。
なので、指先の微妙な力のかけ方を変えやすくなり、音の表現のコントロールが
可能です。

アップライトピアノemoji
グランドより短く、支点が3:2の比率の位置にあり、アクション伝わる力は
1.5倍となります。
なので、指の動きが適確に伝わりにくいので音の表現力がグランドに比べると
乏しくなってしまいます。

指のタッチ感の違いは他にも理由がありますが、鍵盤の長さによっても違ってくるんですね。
電子ピアノは木製鍵盤の機種でも、もっと短いですしプラスティックはシーソー式ではありません。
もっともピアノと電子では構造が違うので比べるものではないと思いますが(^_^;)

松田楽器ピアノギャラリー
ではグランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノを展示中です。
この3台を弾き比べる機会はそう多くありませんよ~emoji
是非触って違いを体感してみてくださいemoji


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ゴールデンウィークも終わりましたねemoji
どこも行かなかったけれど、楽しそうな家族連れを見て満足していた岸くんです(^^♪

私は、プライベートでアマチュアの音楽仲間とたまにライブをさせてもらうことがあるのですが、使用するピアノは、店のキャパによってグランドピアノだったりアップライトピアノだったりします。
中には電子ピアノのところもありますが(^_^;)
個人的にはグランドだと、やはりテンションがあがりますね~♪

さて、グランドピアノとアップライトピアノ、そもそもどちらが先に誕生したのでしょうか?
答えはグランドピアノが先ですemoji

グランドピアノとは弦が水平方向に張られた、平型のピアノです。
アップライトピアノとは弦が垂直に張られた、竪型のピアノです。

ピアノの誕生(グランド)は18世紀初めですが、グランドでは面積をとるので、家庭用の
楽器として約100後(19世紀初め)にアップライトが生まれたそうです。

では、それぞれどのようなしくみになっていてどのような違いがあるのか次回から詳しくお話していきましょうemojiemoji

松田楽器ピアノギャラリーでは、多数のメーカーのアップライトピアノと、スタインウェイのグランドピアノを展示中です!!
是非、足をお運びください。お待ちしておりますemoji


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