弾く人の心を写すピアノの音色。
その日、その時々に指から伝わる微妙な変化をキャッチし
表現されるその繊細な仕組みは、どうなっているのでしょう?
素材や設計、造りの違い、また、輸入、国産ピアノのメーカーのご紹介など
良いピアノの選び方にもつながる“ピアノ”という楽器について松田楽器ピアノギャラリーのスタッフがお届けします。
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先日、姪っ子のオーケストラを聴きに行き、少し優雅な気分に浸ってきました
音楽ってやっぱりいいな~♪と思う今日この頃‥‥こんにちは岸くんです(^^♪
プログラムの中にピアノ独奏もあり、コンサートで使用するグランドピアノは
特に調律の際、神経を使うんだろうなと思いながら聴いていました。
その調律について、今日は整音、整調、修理についてお話ししたいと思います。
整音♪
発音の仕方を揃える事を目的として、バラバラになった音色を揃えたり
音色をソフトに、逆にハッキリした音に‥など好みの音に変えたい時も
この作業です。
具体的には、ハンマーのフェルトの状態をみて、形や硬さ、弾力性を調整し
音色に変化をつけ調整します♪
整調♪
ピアノの中には「アクション※」が入っていますが、このアクションの動きを
調整したり、鍵盤の深さを正しくチェックし、弾き心地を整えたりするのが
この作業です。
整調することによって反応が良くなり、弾きやすく発音が良くなります♪
※アクションとは、鍵盤を押さえて音を鳴らすために働くしくみのこと。
修理♪
ピアノの中には、木や鉄、フェルト類の部品がたくさん入っています。
使用頻度や設置場所により、フェルト類が消耗したり、硬くなったりして
雑音の原因や弾きにくい原因となるので、部品の交換や張替をします。
また、ネズミや虫食いの被害で修理が必要ということもあります。
それぞれの部品が日々、湿度や温度を感じながら変化していきます。
内部を点検せずに放置したピアノは、正しい働きをして正しいきれいな音を
出すことができません。
それだけではなく、埃はもちろん!カビが発生したり、錆が付いたり
ネズミや虫の住みかになっていたりと不安要素がいっぱい!!
調律は、車で言うと車検、人間の場合でいうと健康診断の要素も
入っています。
年に1回は正しい音程と弾きやすく調整をして、悪くなりかけている部分は
大がかりな修理になる前に早期発見できれば、必要以上の費用はかかりません。
ピアノも長持ちさせるための健康チェック、1年に1度の調律は
是非実行してくださいね♪
(株)松田楽器ピアノギャラリーでも、調律を承っております
内容、料金等はお気軽にお問い合わせください♪
こんな情報知りたかった!と思ってくださった方!
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