弾く人の心を写すピアノの音色。
その日、その時々に指から伝わる微妙な変化をキャッチし
表現されるその繊細な仕組みは、どうなっているのでしょう?
素材や設計、造りの違い、また、輸入、国産ピアノのメーカーのご紹介など
良いピアノの選び方にもつながる“ピアノ”という楽器について松田楽器ピアノギャラリーのスタッフがお届けします。
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キンモクセイのいい香りが漂っています、これから本格的な秋ですね
今年の夏はなぜか喉をやられ、声が出にくくなることが多かった岸くんです(^^♪
皆さんは風邪などひいておられませんか?
さて、今日はお客さまからの質問も多いピアノの寿命についてお話しいたいと思います。
ピアノを弾いていて「あれ?音がおかしい、鍵盤が下がったまま戻らない! 故障?寿命?」と不安になった経験はありませんか?
ピアノの寿命って??
ピアノは、音が出ていれば「使える」と思われている方が大変多くおられます。
外観からは分かりませんが、使用頻度による消耗や経年劣化により、内部の部品にだんだん不具合が生じてくることがあります。
「不具合が出てきたら、寿命??」と思われるかもしれませんが、中の部品などは修理や交換ができるので、修理をしていけば半永久的に使うことが可能と言えば可能です。
「じゃあ、今は無くなったメーカーのピアノは、部品がなくて修理ができないのでは?」とご質問を受ける事もありますが、こちらも大丈夫、修理可能です。
もし、部品が残っていない場合でも、金属部品は無理がありますが、木製部品は作ることが可能ですので修理ができるのです。
・・・と、いうことは、ずっと修理ができるなら「寿命」ってないのでは?と思いますよね。
これについては、何をもって“寿命”と考えるかで、各ピアノの寿命=卒業して買い替えるタイミングは変わると思います。
ピアノの元々の品質(レベル)や、調律などのメンテナンス状況でも変わりますが、愛着があるから高い修理費を出しても直したいと考える方もいますし、修理費が高くつくなら買い替えると思われる方もいるでしょう。
ただ、買い替えの推薦時期というのは、寿命とはまた別であります。
それは、弾いていて音の表現やタッチに満足がいかず、物足りなさを感じるようになれば、弾く度にストレスを感じて楽しくないですので、ちょっと意味合いが変わりますが、その時点でそのピアノの寿命・・・というより「卒業」と考えて良いと思います。
アフターケアをせずに不具合が出て寿命がきたと思われるのは悲しいことですので、なるべく良い状態を長く保つためにも、1年に1回は調律して、ピアノの寿命を少しでも延ばしてあげましょう
松田楽器ピアノギャラリーでは、定期調律やオーバーホールを随時承っております。
古くなったピアノ、また使用したいけど使えるかなど、現在お持ちのピアノの状態を、詳しく見てご説明させていただきます。
何か音がおかしい‥、鍵盤が上がって来ない‥、すこしでご不安があれば何でもご相談ください!!
こんな情報知りたかった!と思ってくださった方!
今後のブログネタの参考にさせていただきますので、ぜひ「拍手する」していただけますと嬉しいです♪
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